テストによってDM販売促進効果を狙えます

自社サービスの価値を伝えるために、すべての企業ではマーケティングを実施します。マーケティングによってサービスの認知度を高め、訴求することで自社の利益の向上に繋げます。しかし、マーケティングは単に実施すれば良いというわけではありません。実施のためには少なからずコストがかかります。より費用対効果を期待できる方法を追求することが大切です。

「ABテスト」という言葉があります。主にWEBマーケティングの分野で使用される言葉です。2つのパターンを用意し、どちらが高いマーケティング効果を期待できるかを検証します。例えば、リスティング広告のクリック率やコンバージョン率を向上するために、ABテストが実施されます。2種類のバナーを用意し、一定期間のうち、どちらのバナーのほうが多くクリックされたか、成果に繋がったかを検証することで、よりクリックされやすいバナー、または成果に繋がりやすいバナーが分かります。効果が低いほうのバナーは使用しないという選択をできるため、マーケティング効果の向上を見込めます。WEBマーケティングに限らず、テストを実施してより効果が高いマーケティング方法を模索することは、費用対効果を高めるうえで有効です。

テストの実施はDMにも有効

個人に対して直接的に訴求をしたい場合に利用するDM(ダイレクトメール)にも同様のことが言えます。DMは、元々費用対効果が高いマーケティング方法として知られています。その強みを活かすためにも、顧客に送付するDMの内容をテストして、より集客や販売促進効果を見込めるDMを知ることが大切です。2種類のDMを作成し、送付して、どちらがより効果を得られたかを検証しましょう。

パソコンとメールマーク

例としては、次のような内容を変化させるケースがあります。
・キャッチコピー
・内容
・特典
・フォント
・紙の種類
・写真やイラスト
・発送時期

この時重要になるのは、必ず1ヶ所のみを変更することです。2ヶ所以上を変更させてしまうと、そのうちのどちらが効果に繋がったのか判断ができません。テストの意味がないため、たった1ヶ所の変更点以外はまったく同じものを送付するように気を付けてください。また、テストは一度実施すれば十分な結果を得られるものではありません。長い時間をかけ、回数を重ねることで最適解に近づけます。結果を積み重ねることで、よりマーケティング効果を見込めるDMが完成します。

ただし、結果を積み重ねることで効果的なDMを作成できるとはいえ、1から自社で検証し始めるには途方もない年月がかかります。業界や業種、顧客の属性や訴求したいサービスの内容によって、ある程度効果が見込めるDMの傾向には決まりがあります。検証する必要がないケースはあらかじめ除いてテストを進めることでコストを削減できます。

その際は、DMの代行作業をしているこちらのような代行社をご利用ください。DMの制作も請け負っています。これまで数々のDMに携わってきた経験があるため、状況により異なる効果的なDMや効果が低いDMについて熟知しています。アドバイスを受けつつ作成することで、検証する価値のあるケースにのみ絞ってテストを実施できるでしょう。

ダイレクトメールの入った郵便受け