自社をブランド化するには「権威づけ」が重要
インターネットが発達したことにより、中小企業や個人事業主も、オンライン上で商品やサービスを販売することが可能になりました。しかし、知名度は大企業の方が高いので、中小企業や個人事業主が販売するものは、なかなか売れません。知名度が低い企業や個人でも、自身をブランド化することで権威性を高め、顧客から選ばれるようになります。そして、権威性はマーケティングで作り出すことができます。
顧客が自発的に買いながら、特定の企業の商品を選ぶようにすることを、権威づけといいます。権威づけをすることは難しくはなく、簡単にできます。専門家も1つの権威であり、専門家であると顧客から見なされると、多くの商品が売れるようになります。専門家になることは、それほど難しいことではありません。例えば、ある程度まとまった情報を、ブログやメールマガジンで配信していると、一般の顧客からは専門家と見なされます。また、電子書籍を出版することも、専門家と見なされる良い方法です。
また、特定のジャンルでトップになることで、権威を作ることができます。特定のジャンルというのは、有名なものではなくても構いません。競争相手がほとんどいないジャンルでも、顧客にとってはあまり関係がありません。1位になるということは、そのジャンルの一番の専門家であるということなので、顧客からは非常に選ばれやすくなります。1位になり、それを表示しておくことで、権威が発生します。
個人事業主や中小企業が大企業に負けないためには、自身に権威づけを行い、適切なブランディングをする必要があります。権威づけをする手段には、様々なものがあり、ほとんどのものは非常に安価で実践することができます。